8月22日から24日の3日間、プリンス英米学院のサマーキャンプ「PRINCE SUMMER CAMP 2024」が、八ヶ岳少年自然の家で開催されました。

今年は総勢125名の子どもたちと42名の講師が参加し、様々な英語を使ったアクティビティやチャレンジを通して、多くの学びと成長がありました。

キャンプの3つの狙い

English Immersion – 英語によるコミュニケーション

子どもたちは教室を離れ、ネイティブやバイリンガルの先生、そして新しい友達と英語だけでコミュニケーションを取りながら3日間を過ごしました。

しおりの中から学んだ「Good morning!」「How are you?」「Let’s go!」「Have fun!」などの基本フレーズを使いながら、自然に英語でのやりとりが行われました。

キャンプでは、「Make a line!」（一列に並んで）や「Listen, please.」（聞いてください）といった指示にも従い、活動を進めました。

Self Reliance – 自分で考える力

家族から離れ、3日間自立して生活し、「Help me, please」「What do you want?」といったフレーズを使って自分で考え行動する力を育みました。

様々なアドベンチャーやチャレンジに挑戦する中で、問題を解決する力が強化されました。

BBQでは、しおりで学んだ「It’s not ready yet.」（まだ準備できていないよ）や「May I have some more?」（もっとください）といった表現を使いながら、英語でのやりとりを楽しみました。

Teamwork – チームワーク

キャンプではチームに分かれて活動し、「Let’s make our team flag!」（チームの旗を作ろう）や「Who wants ___?」（誰が___を欲しいですか？）といったフレーズを使いながら仲間と協力しました。

「Treasure hunt」では「Run away!」（逃げて！）や「Where is the treasure?」（宝物はどこ？）と英語でコミュニケーションを取り、チームで協力してミッションを達成しました。

▼子どもたちが学び使った英語フレーズ紹介

キャンプの中で子どもたちは、以下のようなフレーズを学び、使いました

「Let’s go!」 (行きましょう)

「Have fun!」 (楽しんでね)

「Make a line!」 (一列にならんで)

「Listen, please.」 (聞いてください)

「Are you ready?」 (準備はいいですか？)

「I’m ready!」 (準備できました！)

「It’s fun!」 (楽しいね)

「I’m finished!」 (終わりました)

「Where is ___?」 (___はどこ？)

「Help me, please.」 (手伝ってください)

 

これらのフレーズは日常的なコミュニケーションに役立ち、キャンプの活動の中で実際に使われました。

例えば、宝探しやオリエンテーリングでは「Where is the treasure?」（宝物はどこ？）と友達と協力し、また「Help me, please!」（助けて！）と言いながら問題解決に挑戦していました。

キャンプでは基本的なフレーズだけでなく、より難しい英語にも挑戦しました。

たとえば、BBQの活動中には「How to build a fire」（火のおこし方）という難しい指示にも従いました。

以下がその例です。

「Stomp the wood into 8 pieces.」 (木を8つに踏みつけて割る)

「Crumple a piece of newspaper into a ball.」 (新聞紙をくしゃくしゃにしてボール状にする)

「Lay the eight pieces of wood on top of the paper.」 (8つの木片を新聞紙の上に置く)

「Wait until the wood catches fire.」 (木が燃え始めるまで待つ)

「Make sure all of the charcoal is lit before you put food on the grill.」 (食べ物をグリルに置く前に、炭がすべて燃えていることを確認する)

さらに、活動中のチャレンジでは、「treasure hunt」で以下のような難しい単語やフレーズも使いました。

「Time limit」 (制限時間)

「Lose points」 (減点)

「Mission」 (ミッション)

「Exchange」 (交換する)

 

こうした難しいフレーズや指示に挑戦することで、子どもたちは英語のスキルをさらに磨くことができました。

3日間の流れ

1日目

キャンプ初日は、「尾白の森・名水公園べるが」で水遊びを楽しみました。

「It’s sunny!」（晴れているね）という天気のフレーズを使いながら外での活動に取り組みました。

オープニングセレモニーでは「My name is ___」（私の名前は___です）と自己紹介し、新しい友達との交流を深めました。

その後、「Let’s dance!」（踊ろう！）と元気に踊ったキャンプファイヤーで盛り上がり、楽しい一日を終えました。

キャンプファイヤーの様子は、こちらの動画でご覧いただけます。

https://youtu.be/yDjkRnboiHo

 

2日目

オリエンテーリングでは「Let’s explore!」（探索しよう！）と声を掛け合いながら森の中を探検しました。

そして、オリエンテーリングの中で、恒例のプリンス逃走中も行いました。ハンター到着の動画をご覧ください。

クラフト活動では「Look at this!」（これ見て！）とお互いの作品を褒め合い、夕方のBBQでは「It’s ready!」（できたよ！）や「It tastes good!」（おいしい！）といった表現を学び、楽しみました。

夜には「英語ショー」が行われ、ネイティブ講師たちの楽しいショーを見ながら、「Good job!」（お疲れ様！）と声をかけ合いました。

ネイティブ講師たちの面白い練習風景は、こちらの動画でご覧ください。

3日目

最終日は、相模湖MORI MORI遊園地でのアクティビティが行われました。

「Let’s ride the go-karts!」（ゴーカートに乗ろう！）や「I’m excited!」（わくわくしている！）といったフレーズを使いながら、楽しい時間を過ごしました。

MORI MORIでの楽しそうな様子は、こちらの動画でご覧いただけます。

高田純恵先生のコメント

キャンプの責任者である高田純恵先生は、次のようにお話ししています。

「この3日間の英語キャンプを通して、子どもたちの成長を感じることができました。英語力や友達との絆はもちろんのこと、お父さんやお母さんのもとを離れ、3日間自立して生活する中で、自分で考え行動する力が育まれました。お子様が安心してキャンプに参加できるよう見守り送り出してくださった保護者の皆様に、心から感謝申し上げます」

プリンス英米学院のミッションである「世界で生きる力を子どもたちに」という言葉には、子どもたちが自分の夢を見つけ、主体的に動き出したときに、英語という大きな武器を手にしてもらいたいという思いが込められています。

このキャンプが、子どもたちの英語人生において小さなステップかもしれませんが、一歩でも二歩でもその背中を押すことができたと信じています。子どもたちの笑顔は、私たちスタッフにとって何よりの宝です。

先生たちのコメント

●ROBIN先生

What a wonderful camp we had this year. I had a great time and I hope you all did too. I loved the orienteering and that dance party the most. What did you enjoy the best? Sagamiko was fun too but too hot for me! I loved seeing all your smiling faces. I can’t wait to see you all again next year!!!

「今年のキャンプも素晴らしいものでした。皆さんと一緒に過ごせてとても楽しかったです。特にオリエンテーリングとダンスパーティーが最高でした！また来年も皆さんに会えるのを楽しみにしています」

●MIKE先生

Camp was very fun this year. All the students were fantastic.

「今年のキャンプは本当に楽しかったです。すべての生徒が素晴らしかったです」

●Michel先生

These were some of the most memorable days of this year. Everyone enjoyed the games, activities, and challenges at camps. It was so wonderful seeing kids communicating in English and we hope that this experience will open new doors and motivate them to continue studying English. See everyone next year!

「今年は特に印象に残る日々でした。キャンプでのゲームやアクティビティ、チャレンジをみんなが楽しんでいました。子どもたちが英語でコミュニケーションを取る姿を見ることができ、本当に素晴らしかったです。この経験が新たな扉を開き、英語の勉強を続ける動機となることを願っています。来年またみんなで会いましょう！」

●KOJI先生

A lot of very special memories were made at camp this year! The kids had many new experiences and made many new friends. I enjoyed getting to know kids from different schools and I hope to meet them all again soon. I hope the kids will return to their classes with a new motivation to speak English!

「今年のキャンプでは、とても特別な思い出がたくさんできました！子どもたちはたくさんの新しい経験をし、新しい友達もたくさんできました。僕も異なる学校から来た子どもたちと知り合うことができ、とても楽しかったです。またみんなにすぐに会えることを楽しみにしています。子どもたちが新たな英語を話すモチベーションを持ってクラスに戻ってくることを願っています！」

 

このキャンプを通して、子どもたちは自信を持って英語を使うことができるようになり、たくさんの新しい経験を得ることができました。

来年もまた、この素晴らしいキャンプに参加できることを楽しみにしています。